開催概要
対象
・開発、設計、技術、品質保証部門の若手技術者、リーダークラス
・技術系スタッフ部門の担当者クラス
仕事をきっちりやりきって信頼される技術者になる
製品開発全体の納期順守率が上がらない原因の一つに、1週間・1か月単位での遅延を放置し、大幅な遅れにつながっていることがあげられます。各担当者が確実に業務を完了させるには、進捗管理を厳しくするよりも業務遂行力を高める方が先決です。ところが、業務を効率よく遂行するための教育や事前検討が十分に行われていないのが実態です。
技術者の業務は「プロジェクト的」なものがほとんどです。プロジェクト的とは、特定の目的を持ち、制約条件の中で、目的達成のために創意工夫を伴うことを示します。したがって、予定どおりにいかないことが多いのです。
本研修では、計画立案・実行力を強化し、「見える管理」「できる計画」を基本とした業務遂行能力をあげることで、若手技術者の自業務の価値向上を目指します。
受講者の声
・他社の方の話を聞きながらのグループ実習はおもしろく、気づかされるところがたくさんあった。
・計画は作成するものの途中変更が相次ぎ、結局守れていないことが多かった。今回どうしてそうなったのか、どうすればよいかが理解でき、とてもためになった。
・お話の内容全てが心当りのある事象ばかりで、大変耳が痛かった。あきらめていたものにも解決手法があるのだとわかった。
・一般的な企業の形と本来あるべき理想の形を対比した説明でわかりやすかった。
プログラム
項目 | 内容 | |
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1日 9:30~17:00 |
【1】計画立案・遂行力強化に向けたセルフマネジメントの必要性 |
・技術者を取り巻く環境変化 ・業務のスムーズな推進には「計画」が重要 ・仕事の目的を理解しよう ・セルフマネジメント力向上のポイント ■実習1 一週間の業務計画振り返り |
【2】計画立案・遂行力強化の基本的な考え方 |
・なぜ、計画が必要か? ・計画の質を上げるための基本手法 |
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【3】計画立案・遂行力強化のための課題ばらし |
・5つの前提知識 ・課題ばらしとは ~取組むうえでのポイント~ ・振り返り分析の目的 |
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【4】中小日程計画立案・運用の進め方 |
・保有業務の棚卸し ・各業務の目標明確化 ・懸念点掃出しと課題設定 ・課題解決のストーリーづくり ・中日程計画の立案/小日程計画の立案 ・進捗管理と実績管理(業務遂行力の現状把握) ■実習2 一週間の業務計画振り返り |
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【5】日程計画GAPの対策方法 |
・負荷量を見積り、前もって負荷ギャップを解決する ・業務の優先順位付け ・飛び込み業務の解決方向 ・パフォーマンス管理の実現による業務効率化 |
※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
ご案内
講師
渡部 訓久
(株)日本能率協会コンサルティング シニア・コンサルタント
定員
参加定員の関係でご参加いただけない場合は折り返しご連絡いたします。
関連リンク
https://school.jma.or.jp/g/【関西(大阪)地域 公開教育年間案内】
https://www.jma.or.jp/kansai/【中部(名古屋)地域 公開教育年間案内】
https://jma-chubu.com/
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